2007年10月21日(日)Fenway Park, Boston, First Pitch 8:25 PM
Cleveland Indians 対Boston Red Sox(11-2で
Red Sox)
今日は朝から東海岸まで飛行機で移動だったので、夜の試合開始時間に間に合って、ようやくTV観戦の時間が取れた。1勝3敗から3勝3敗のタイに戻したRed Soxが勢いに勝ると見るが、先発の松坂の出来次第。対するIndiansも第3戦と同じく右腕Jake Westbrook投手。
松坂の立ち上がりは快調で、1-2回を三者凡退に抑える。 一方のWestbrookは連打を浴びながらも併殺打で最少失点に凌ぐ立ち上がり。3回までに毎回7安打ながら毎回1失点ずつの3失点で切り抜けた。
4回に入り各打者二度目の対戦になると、松坂の投球が見定められ始めた。4回の3番DHのHafner選手の左翼への大飛球、5番Garko一塁手の中越えの大飛球とも、外野フェンスの上段に当たる二塁打で1失点。5回は先頭7番の大ベテランLofton左翼手から3連打。1番Sizemore中堅手の犠飛で1点追加。この場面も、Loftonの左翼フェンスに当たった打球を処理したManny Ramirez左翼手の二塁への好返球があって、Loftonが二塁寸前でタッチアウト。これがなければ、またセーフと判定されていたら(再生画像を見る限りセーフだった)、同点の場面。最後は2番Cabreraを三振に抑えて5回88球を投げ切って交代。
松坂はシーズン後半は2勝5敗と今ひとつ成績が伸びず、プレーオフに入っても相手打線を抑え込むほどの投入内容がない。一方で6回から登板した岡島は、7回までの2回を無失点に抑えて仕事を果たした印象を与えた。ただし、ここでも7回表に守備に関する微妙な場面が。
一死後に左翼線に上がったLoftonの飛球をLugo遊撃手が落球してLoftonが二塁に進塁。ここで8番Gutierrez右翼手の三塁線を抜いた緩いゴロに対して、Indians三塁コーチが二塁走者Loftonの本塁突入を止めた場面は、物議をかもした。左翼が浅い変形球場のFenway Parkだけに左翼手のRamirezが前進してきて打球を処理した位置が非常に浅く見えたようだったから、ストップを出したとの解説だけれど、一方の解説者はあれは突入できるとの見解。これは微妙だった。結果的には続く9番Blake三塁手を5-4-3の併殺打に打ち取ったので、岡島の好投だけが記録に残った。
この併殺打でミソをつけたBlake三塁手は、7回裏先頭のルーキーEllisbury中堅手の三塁線の打球を掴み損ねて(記録はエラー)二塁進塁を許した。7回から中継ぎエースのBetancourtを投入して追加点を阻止したい場面だったので、歓迎されざる失策。9番Lugo遊撃手は送りバントを一塁側に転がして、飛球を落とした汚名をそそぎ、1番のルーキーPedroia二塁手が何と左翼席に二点本塁打。これでほぼ試合は決した感があった。8回表からRed SoxはクローザーPapelbonを投入。
8回裏には勢いを止められないIndians投手陣が6失点。9回表の反撃も、守備要員を配したRed Sox外野陣が美技連発で大事に至らず。二死からCoco Crisp中堅手が魅せた背走捕球はお見事(打者Blake三塁手)。
アメリカンリーグ優勝決定シリーズは4勝3敗でRed Soxが逆転で制す。MVPは防御率1.93で2勝の先発投手Josh Beckett。これは順当で、初戦と1勝3敗で迎えた第5戦をIndiansのエースCC Sabathiaに投げ勝ったのだから。彼がプレーオフ3回の登板で、3勝、防御率1.17という素晴らしい成績を収めているからこそRed Soxが勝ち残っている。今日も、必要とあればリリーフに行くぞとブルペンで待機しているから心強い。
自慢の打線は、優勝決定シリーズ7戦で14併殺打の新記録とかで、ちょっと調子がつかみにくい。得点は満遍なく上げているので、問題ないとは言えるけど。
さて相手はRockies。今朝のDenverは積雪10センチとかで、既に野球の季節ではない。どんな展開になるやら。ワールドシリーズは10月24日(水)Fenway Parkで開幕。
ちなみに、松坂・岡島のRed Soxと、松井稼頭央のRockiesとどちらを応援するかといわれたら、断然Rockiesです。西地区代表という理由ではなく、松井と二遊間を組むルーキーのTroy Tulowitzki遊撃手が、僕の住まいの隣町、Sunnyvale市のFremont高校出身の、地元の兄ちゃんらしいから(Sports Illustrated 10月15日号による)。高校時代はバスケットでも活躍していたらしいけど。